以前「スタバではグランデを買え!」という本をご紹介しました。
これは経済学を勉強する際に教科書となるような模範本です。
特に「取引コスト」などを勉強しなおすにはもってこいですね。
しかし……タイトルが煽り過ぎです。
「スタバではグランデを買え!」って。
スタバ旅を遂行しているぼくにとっては「何言ってるの?」という感じです。
スタバ旅では「ショート」で「ワンモア」。これが鉄板です。
今日はその理由を3つほど挙げたいと思います。
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(1)「グランデ」だとすぐにドリンクが冷める。
まず、スタバの「グランデ」という概念を知る必要があります。
スタバではドリンクを「ショート」(240cc)、「トール」(350cc)、「グランデ」(470cc)、「ベンティ」(590cc)、という4つのサイズに分類しています。
この順番で徐々に容量が大きくなっていきます。
「ショート」と「グランデ」のドリンク量は約2倍の差があります。
その一方、値段の差は100円しか違いません。
つまり、「100円追加すると2倍のドリンクが飲めるのでお得ですよ」ということです。
しかし、現実的に考えましょう。
ホットコーヒーを「グランデ」で買うとかなりの勢いでコーヒーが冷めます。
冷めたコーヒーほどまずいものはありません。
この対応策としてはタンブラーを持参するといいでしょう。タンブラーだとホットドリンクが冷めにくくなるのですが、持ち歩かないといけないので、スタバ旅中には少し荷物になるんですよね。
スタバにはかわいいタンブラーが多いですが、SAKURAシリーズが人気高いですよね。毎年春先になると発売されます。
タンブラーにはメリットもあって、タンブラー割引(20円引き)が効くのです。このタンブラー割引はスターバックスで販売されているタンブラーでなくても適用されますので、ぜひお試しくださいね。
(2)カフェインを取りすぎたくない
これは個人的な話になるのですが、ぼくはスタバ旅中にスターバックスを1日に3軒くらい廻ります。とてもではないですが、トール以上のドリンクをオーダーするとカフェインの摂取量がすごいことになります。
さらに、ぼくはカフェインを採りすぎると睡眠がとれない体質なので、絶対にサイズはショートに特定しています。
ニック・リトルへイルズの「世界最高のスリープコーチが教える 究極の睡眠術」の本によるとカフェイン量は睡眠に影響しているとのことです。
本書には以下のような記載があります。
複数の研究から、カフェインがスポーツ選手に最も有益なのは体重1キロあたり3〜6ミリグラムという「ほどほどの量」であることがわかっている。
イギリスの食品基準庁は平均的な人に一日上限400ミリグラムのカフェイン摂取を推奨している。
ちなみにスターバックスのグランデサイズのコーヒーに含まれるカフェイン量は330ミリグラム。
グランデのコーヒーを飲むと、それだけで推奨された上限ギリギリのカフェイ量になってしまう計算になります。
ただ、ここでひとつ朗報があります。
スタバではカフェインレスコーヒーである「デカフェ」を注文できます。
「デカフェ」ならカフェインを摂取しすぎる心配はないですね。
関連:【スタバの裏メニュー】カフェインレスコーヒー「ディカフェ」のたったひとつの頼み方。
(3)「ワンモアレシート」を使えば108円でどこでもおかわり可能。
ドリップコーヒーを購入すると「ワンモアコーヒーレシート」というレシートをもらえます。このレシートは便利です。一日に2回スタバに行く場合、2回目はそのレシートを提示すると108円(税込み)でコーヒーが頼めるのです。
しかも、アイスとホットどちらも選べるので、一回目はホットで二回目はアイスという選び方が可能です。
また、他店舗でも利用できるのが便利ですね。
網の目のように張り巡らせている日本のスタバネットワーク。
そのネットワーク内のどこでも108円で二杯目のコーヒーが買えるのです。
また、このワンモアチケットは、スタバの店員さんとコミュニケーションできるツールともなりえます。バリスタと話してみたい人はワンモアレシートをしっかりと保有しておきましょう。
ということで、ぼくのようにスタバ旅をしたい人は「ショート」「ワンモア」でコスト節約してみてくださいね!
(追記:2017年9月25日)
2017年11月1日から”Starbucks Rewards”というプログラムの一環として、ワンモアコーヒーが100円(税抜き)から150円に値上げされます。
ただし、Webで登録しているスターバックスカードを利用すると100円のままでワンモアコーヒーを購入できますので、これを機にスターバックスカードを持ってみてはいかがでしょうか?
11月からスタバのワンモアコーヒーの値段が変更になります。
ただし、ウェブ登録したスタバカードであれば値段は100円(税抜き)のまま! pic.twitter.com/QxU6a5oxnM— ケンタ (@kentasakako) 2017年9月25日
関連記事:これはお得!スターバックスカードの5つのメリットとコツを全力で伝授します。