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ところで、スターバックスの業績は大丈夫か?

今朝、REUTERSをザッピングしているとアメリカのスターバックスの業績についての記事がありました。

 

Starbucks cafe sales hot, but holiday forecast disappoints | Reuters

ちょっと内容を見てみましょう。

 

Starbucks Corp (SBUX.O) delivered a disappointing profit forecast for this holiday quarter on the heels of strong cafe sales and profit growth, sending its shares down as much as 3 percent in after-hours trading.

 

ちょっと意訳してみますね。

 

スターバックスはカフェの売上は好調で利益増にもかかわらず、残念な利益予測を立てている。それを受けて株価は3パーセントも下落しているのだ。

ここで「on the heels of 〜」は「〜のすぐ後に続いて」という意味があるので、「〜にもかかわらず」と訳してみました。

スタバの業績はいいんですよ。
しかし、決算発表を受けて株価は下がっているらしいです。

 

スタバの中国攻勢がすごい!

また、ご存知かもしれませんが、スタバの海外進出の最大のターゲットは中国なのです。ぼくもいずれ中国をスタバ旅してみたいのですが、中国のカフェマーケットはすごいらしいです。

The company declined to break out same-store sales for China, home to 1,800 Starbucks cafes, or about 8 percent of the company’s total. Starbucks, which expects China to one day be its largest market outside the United States, said it would have 3,400 cafes there by 2019.

なんと中国には1800店舗もあるんです。全世界の全店舗の8パーセントを占めるのが中国のスタバ市場です。
日本が1100店舗くらいなので、その規模が分かると思います。
そして、2019年までには3400店舗を開店を目指すとの話も。

やはりなんといっても中国は巨大市場なんですよね。

 

スタバの利益予測は「conservative(保守的)」です。

しかし、なぜスターバックスは売上も利益も好調なのに、「dissapointing」な利益予測を立てたのでしょうか?

REUTERSの記事にはこのような記述があります。

 

The company, known for starting its fiscal years with conservative estimates, also issued a 2016 forecast with little upside for investors who are grappling with concerns that shares of the Seattle-based chain are too hot after rallying more than 60 percent over the past year.

 

これも意訳してみましょう。

 

スターバックスは期首に保守的な予測を立てることで知られているが、2016年の業績もわずかな上昇にとどまっている。それを受けた投資家は、前年比60パーセント以上もの取引がされているスタバ株が過熱していると見ているのだ。

 

これによると、スターバックスは極めて保守的な予測を立てることで有名だそうです。だから、足元の数字がよくても、おおげさな利益予測は立てないのでしょう。

これはスタバの戦略ですね。
投資家に対して保守的な数字を公表することで、一種の「保険」をかけているのかもしれません。

ただ、今回スタバ株が下がったのは一時的な調整でしょうが、ぼくはこの株価下落は長期的にみるとしばらく続くのではないか、と思うのです。

それは「スタバ旅」を続けているぼくの感覚でしかありません。
文字化できるようになればそれを伝えたいと思います。

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