2020年の東京オリンピックのメイン会場となる新国立競技場。
2案ある中で、建設家の隈研吾さんのデザインした「A案」が採用されるはこびとなりました。
2019年の11月に完成される予定となっている「A案」なのですが、ぼくはこの建設物を見て「どこかで見たことあるな〜」と思っていたのです。
この木材の使い方……。あ。思い出しました!
去年訪れた「太宰府スタバ」ですね。
(参考記事)ここが日本一の満足度を誇るスタバだ!〜スタバ旅(第17回)福岡・太宰府天満宮表参道店
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「太宰府スタバ」は国内で一位二位を争うスタバ。
ぼくは今年13店舗あるスタバのコンセプトストアを制覇しました。
そのランキングをつけてみたのですが、一位に君臨したのがこの「太宰府スタバ」なんですよ。
(関連記事)制覇!これがスタバのコンセプトストア・ベスト13だ!第一位はあのスタバ。
今のところ国内で太宰府スタバの対抗馬としては富山の環水公園スタバしかないとも思っています。国内はこの2強ですね。
だからこの太宰府スタバをデザインした隈研吾さんの「A案」がJSCに採用されたことは素直にうれしかったのです。
隈研吾の作品ってどこがすごいのか?
ぼくはこれまでに99回スタバ旅を実行してきましたが、やはりこの太宰府スタバのインパクトだけは未だに忘れられません。これ、もはやスタバのカテゴリーではないんですよ。もはや美術館です。
去年の12月に行ったとき、まずは外観のぶち抜きかたに圧倒されました。
内装ももちろんすごいです。
天井と壁一面に木に囲まれていると、不思議と精神的にリラックスできるんですよね。
さて今日、ネットで隈研吾の建築物を眺めていると今さらながら木の使い方が巧妙であることに気付きました。うまい、というか目を惹きまくる。注目せざるを得ない。圧倒される。「木材ってこう使うのか」といやがおうにも隈さんの天賦の才を感じます。
木が好きで時間がある方は「隈研吾の代表作まとめ」を見てみましょう。
【建築】隈研吾の建築作品 代表作まとめ – NAVER まとめ
太宰府スタバには杉の木が2000本も使われている!
また、隈さんは太宰府スタバについてこのようにインタビューに応えています。
「自然素材による伝統と現代の融合をコンセプトに、入り口から店内にかけて伝統的な木組み構造が使った。木組みは、1.3~1.4mの杉材4本で組まれており、使用した杉材は合計2000本。木組みが壁、天井に張り付き、建物の構造を支えるとともに、木組みそのものがデザインとしてのインパクトを持つ」と語った。
商業施設新聞より
なんとこの太宰府スタバには2000本の杉材が使われているそうですよ。
す、すごい。
外観や内装だけでなくこのスタバはホスピタリティも素晴らしいんですよ。
折は年末。この冬休みは太宰府スタバに行ってみてはいかが?
しかし、このスタバの建設費が非常に気になりますね。
1490億円と比べてどうなんだろう。