今回のスタバ旅のメインとなる多賀城。
そこで待ち受けていたのは多賀城駅すぐ横にある大きな施設でした。
ここに蔦屋書店と市立図書館とスタバの三者が併設されているのです。
多賀城駅のすぐ隣に図書館と蔦屋とスタバが一体化された施設が！
超興奮！ pic.twitter.com/LHMWzWptsO— kentasakako (@kentasakako) 2016年12月16日
ということで今日のスタバはこちら！
●宮城・蔦屋書店多賀城市立図書館店
多賀城スタバの全てがオシャレすぎる。
日本で３館目となる「TSUTAYA図書館」がこの多賀城なのですが、小難しいことはさておいて、ここは全てがオシャレすぎるのです。
入口の扉を開けると、一階には蔦屋書店とスタバが目の前にとびこんできます。
この施設は一階奥にコンビニが、二階はTSUTAYAのレンタル・販売が、そして三階はレストランという環境。
一日中過ごせる文化的複合施設となっているのです。
到着したのが平日の午前中だけあって、まだ空いていました。
図書館と蔦屋書店が一緒になっているので空間的に広くて落ち着きます。
また、商業ゾーンと図書館ゾーンが明確に区切られているところがこの多賀城図書館TSUTAYAの大きな特徴。
下の写真で右が商業ゾーン、左が図書館となっています。
スタバのボードを見ると、スタバのドリンクは館内のどこでも持ち込めるようです。なるほど、図書館ゾーンではスタバのドリンクを飲みながら勉強している学生がたくさんいました。このユルい感じがすごいですね。
繰り返しますが、この施設は全体的に清潔感があり、とても快適にすごすことができます。
蔦屋書店、図書館、スタバ、ともにオシャレなのですが、3階のレストランもかなりオシャレなんですよ。ちょっとランチで入店してみました。
店内は広々として、客層は子供をつれた家族連れのかたが多いですね。
屋外にテラス席もあるので春秋なんかは外で食事してみるのもいいかも。
メニューは洋食がメインですが、なんといってもアルコールが提供されているんですよ。図書館内でビールが飲めるとは！自由ですよね。
ぼくはタコライスを注文しました。ライス大盛り無料で930円（税抜き）。
かなり量があるので、お腹いっぱい。
野菜がたっぷりなので、野菜不足のぼくにはうってつけ。
そうそう、ここでちょっとした豆知識を。
CCCが運営しているだけあって、この施設全てのお店でTポイントが付与されます。3階のこのレストランでもTポイントがつきますよ。
「多賀城市立図書館」で本に圧倒されるという経験。
ぼくは、テンションがあがってしまって無邪気にもこのようなツイートをしました。
た、多賀城スタバが驚異的な！ pic.twitter.com/115Uf8QGjc
— kentasakako (@kentasakako) 2016年12月16日
すると、以下のような意見をいただきました。
・まだ震災の記憶が残っている多賀城に高層書架を立てるなんて震災の経験が盛り込まれていない。
・本と書架がインテリア化されていて、文化的とはいえない。
・しかも、その本は図書館の資産である。
ぼくはあまりこのような背景を考えずに、スタバ時間を楽しんでいたのですが、たしかに考えなければならない問題だと思います。
そこで、あらためて多賀城市立図書館について簡潔にみてみましょう。
2016年3月21日にJR多賀城駅前にCCCを指定管理者として、移設オープン。365日9時〜21時半開館（旧図書館は年254日9時〜17時開館）。蔵書数は23万冊で、うち開架は約20万冊（旧図書館は蔵書数19万冊、うち開架は10万冊）。面積は1011坪（旧図書館は466坪）、フロア座席数は約300席（旧図書館は約50席）、学校司書を含めたスタッフは65人（旧図書館は学校司書含め28人）。年間120万人の来館者数を目指す。
引用：3館目の「TSUTAYA図書館」が多賀城市にオープン 武雄市や海老名市との違いは
この図書館はまだオープンしてから9ヶ月弱しか経っておらず、ある意味、東日本大震災の復興シンボルとしての存在を担っているのです。
上記のサイトにもありますが、書架には耐震性を担保しているため、大きな地震がきても本が落下しないよう注意を払っているとのことです。
よって、地震の教訓が盛り込まれていないわけではないですね。
さて、ぼくが一番思うのは、この図書館はまだまだ知名度が低いのではないかということです。ぼくはたまたまスタバ情報を収集していくなかで「多賀城スタバ」の存在を知り得たのですが、世間的には多賀城図書館兼ツタバの存在はあまり知られていません。
この図書館が復興のシンボルになるかどうかはまずは認知度をあげることが先決だと思うのです。
120万人の来館数を目指すのであれば、地域の密着度はもちろんのこと、もっと外部へのPRも必要なのではないかと思います。
年に120万人ということは月に10万人の来館者数。
1日になおすと3300人くらいの来館を目指すということは、やはり地元のかただけでなく、ぼくのような旅行者も引っ張り込まないといけないのです。
ぼくはここで半日過ごしてみたのですが、何事も行ってみたいと分からないですね。この多賀城スタバに期待こそしていましたが、書物の存在に圧倒される経験を得るとは思いもしませんでした。
そう、本という存在に圧倒されるんですよ。
行ってみるまでは想像もつきませんでした。
そういう経験を得るために一度この多賀城スタバを訪れてみてはいかがでしょうか？
スタバ（蔦屋書店多賀城市立図書館店）の情報
| 営業時間 | 09:00～23:00 |
| 定休日 | 不定休 |
| アクセス | 多賀城駅／出入口出口（ＪＲ仙石線） 徒歩7分 |
| URL | 蔦屋書店多賀城市立図書館店 |
| 住所 | 985-0873 宮城県 多賀城市 中央2-4-3 |
| 電話番号 | 022-309-3980 |