昨日、マイルを使おうとして「え!」と気付いたことがあります。
今日はそのお話。
っていうか、「2区間」って何やねん!!
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ぼくが九州横断旅でおかしたある失敗とは?
まず、こちらをごらんください。
これは、スタバ遠征旅第1弾として九州北部を横断したときの予告編です。
ここでぼくは大きな過ちを犯しました。
その過ちとは、マイルの使い方です。
ぼくは貯まったマイルを利用してこの旅の往復航空券をゲットしました。
ところが、無知なぼくは次のようなマイルの使い方をしていたのです。
往路:羽田空港→長崎空港「1区間」:9,000マイル
復路:北九州空港→羽田空港「1区間」:9,000マイル
合計: 18,000マイル
これ、さっき気付いたのですが、実は6000マイルも損してますからね……。
まず、「2区間」という意味不明な単語を覚えましょう。
ど素人ですよ。ぼくは。
というのも、ぼくは基本的なことを知らなかったのです。
まず、マイルのガイドブックから次のようなページがあります。
(ANAマイレージクラブ クイックブック16ページより)
このリストがマイルの概要を物語っています。
ちょっと単純化しましょう。
ぼくがよく利用するのは関西なので「大阪」を例に挙げましょう。
ここで、「大阪」と「大阪より遠い地域」というようにざっくりとカテゴライズすると次のような簡単な表ができあがります。
(ローシーズンの場合のマイル利用数)
1区間(片道) | 2区間(往復) | |
大阪 | 7,500 | 10,000 |
大阪より遠い | 9,000 | 12,000 |
乱暴に言うと、マイルというのは「往復割引が半端ない」のです。
新幹線であれば往復割引はせいぜい10%(しかも乗車券のみ)しか適用がありません。しかし、マイルに関していうと割引率は33%にまで上るのです。
いいですか。もう一度いいます。
マイルを往復で使うと33%も得をするのです。
したがって次の鉄則が導きだせるでしょう。
マイルを使って航空券をゲットするときは「2区間」で取るのがデフォルトなのです。
なぜぼくは「1区間」という過ちを犯してしまったのだろうか?
それでは、ぼくはなぜ九州横断旅で「1区間」を2回とるという過ちを犯したのでしょうか?
敗因は2つあります。
1つ目は、シンプルに「2区間」という単語を知らなかったということ。
なぜこのような呼び方になっているのか明確な理由は分かりませんが、恐らく「区間」で表現したほうが便利だからでしょう。つまり2区間の場合は「From」と「To」が別々でもいいのです。
具体例を挙げます。
上記の僕の場合、往路を「羽田→長崎」としました。
その復路を2区間だからといって必ずしも「長崎→羽田」とする必要はないのです。「北九州→羽田」でも2区間として認識されていたのです。
もうこれは今となっては仕方ないですね。
次の概念を覚えちゃいましょう。
「1区間」というのは、マイル業界でいうところの片道!
「2区間」というのは、マイル業界でいうところの往復(もしくは違うところへ行くのも違うところから行くのも可)!
敗因の2つ目は、ANAのインターネット予約画面に惑わされたことです。
これを見て下さい。
上はANAの予約画面です。
右下にオレンジのボタンと青色のボタンがあるのがお分かりでしょうか?
これを押せば次に進めるのですが、このボタンが厄介なのですよ。
ちょっと拡大してみましょう。
ここでなんと呼び名が変わっているのです!!
もはや「1区間」「2区間」という名称を使っていません。
ここでは「1便」「2便目」という曖昧な表現を使っているのです。
「2便目(往復/乗継)を予約する場合はこちら」
「1便(片道)で予約する場合はこちら」
これ、何も知らない人が予約すると下の1便で予約しませんか?
ぼくだけかなぁ。
少なくとも僕はマイルを利用すると往復で33%もの割引があるなんてことを知らなかったので、九州横断のときには下のボタン(1便)で予約してしまいました。
その結果、6000マイルを無駄にしてしまったのです。
まとめ
マイルを使うときは「2区間」がデフォルトですよ!
というか、ANAさん、分かりづらいですよ……。
迷走は続く。