日本全国のスタバを巡っていると様々なことを思うのです。
たとえば、「混雑」。
資本主義のもと、混雑することは「良し」とされています。当然ですね。
経営的には空いているよりも混んでいる方が好ましいですよね。
でも、お客目線から見ると、混雑は悪です。大罪です。
特にぼくが巡っているスターバックスは混雑を何とかしないと生き残れないレベルにあると思うのです。
そのキーワードは「顧客満足度」と「イメージ戦略」です。
スポンサーリンク
●ディズニーランドは混み過ぎが原因で値上げへ。しかし。
ある記事を見ると、東京ディズニーランドも混雑が問題視され始めたようです。
(広告が出る場合はスキップしてください!)
需要と供給のバランスからいうと、これほど混雑しているディズニーランドは値上げするのが自然でしょう。
実際、今年の夏にワンデーパスが6400円から6900円に値上げしました。
上記の日経ビジネスの記事には、この値上げが売上にネガティブな影響をもたらしていると示唆しています。
ここで、ぼくは少し違った見方をしています。
それは「イメージが悪くなったからお客さんが離れた」というシンプルな因果関係です。
「混んでいるイメージ」をお客さんに植え付けることはかなりのマイナスだと思うのです。
●ぼくはスタバ旅を通じて「空いている」スタバを探している。
実は去年スタバ旅を始める前、ぼくはスターバックスに対してあまり好感を持っていませんでした。なぜなら、スタバといえば「混雑しているカフェ」というイメージしか持っていなかったからです。
いや、もちろん混雑しているということはそれほどの魅力があることも承知しています。
でも、ぼくはカフェでゆっくりしたい。
カフェで静かに読書をしたり、ボーとしたい。
そこに「混雑」という要素は全く要らないのです。
そこでぼくは「スタバ旅」を通じて「空いている」「穴場の」スタバを探そうとつとめました。
たとえば、鳥取スタバ。
これなんかは大混雑のオープン初日とは対象的にオープン二日目がめっちゃ空いてたんですよね。こんな神がかり的な現象が生じていたのでバズリました。
(バズッた記事)まじ?鳥取スタバオープン2日目に行くとまさかのガラガラだった件!〜スタバ旅(第58回)
あと、スタバ旅ではなるべく混雑している時間帯を避けています。
だからこそ午前中が勝負なのです。
混雑を避けるために朝に動かざるを得ないのです。
●スタバは「混雑」を何とかしないと生き残れないレベル。
ぼくは一年間をかけていろいろなスターバックスに行きましたが、そこで驚いたことがあります。
混雑しているスタバではみんなストレスフルな顔しているのですよ。
ぼくは混んでいたら速攻でテイクアウトです。そんなの当たり前。
そういえば、スタバ旅に出たのに混雑のためにテイクアウトすらせずに撤退したスタバもありますね。
(ぼくが撤退したスタバ)
スタバ旅(第30回)東京・TSUTAYA有楽町マルイ店〜「あまりの混雑にノーコンテスト!」
ところで先日、ぼくは米国のスターバックスの決算について少し触れました。
売上としては好業績ですし、将来的にも拡大傾向にあります。
(参考記事)ところで、スターバックスの業績は大丈夫か?
でも、ぼくはここに大きな落とし穴があると思います。
「混雑」による長期的な顧客満足度の低迷。
それを防ぐためには、値上げや長時間滞在の注意以外の何かが必要ですよね。
スターバックスは早急にその対策を練らないといけないのでは?