和歌山スタバを堪能したぼくは、和歌山で一泊したあとに大阪の堺へと向かいました。なぜ堺かというと、そこにすばらしいスタバがあると聞いたからです。
南海和歌山市駅から1時間10分かけて堺駅へ。
このあたりはJRと南海線で使い分けないといけないのでやや面倒なんですよ。
堺駅を降りて、フェニックス通りという通りを行くと道路中央にヤシの実があり、南国チックな気分にさせてくれます。
ということで見えてきました。
今回のスタバはこちらです!
じつは、このスタバの隣には店名ともなっている「さかい利晶の杜」という観光施設があります。堺出身の千利休と与謝野晶子の記念館があるのです。
その「利晶の杜」に隣接しているだけあって、このスタバは和風なんですよ。
店内は「和」にこだわっています。まず、縁側があったりするんですよ。
ここ、”Starbucks”ですよね?
また、エントランスも素敵なんです。
「新しい店舗」という感じがする上に、笹の葉が飾られていたりしてクールですね。
店内はそれほど広くはありませんが、テーブル席や電源のあるカウンター席、ソファ席など一通りは完備しております。
また、窓際には和風の雰囲気をまとった縁側席がありますよ。
ご親切に座布団まであるんですよ。ほっこりしますね。
天気がいい日は外のテラスでもお茶を楽しめます。
この日は梅雨空だったので、少し雨が残っていましたが、今度はテラスでのんびりしたいです。
過去に訪れたスタバの中で「和風」といえば出雲大社スタバです。
勾玉のテーブルがあったり、しっぽりしたスペースがあったりとこだわりのある内装でしたね。一方、今回訪れた堺スタバは出雲大社スタバを超えるのではないかと思うほどの「和」の充実感です。
ちなみに出雲大社スタバの外観はこんな感じ。
参考:ここが日本最強の和風スタバだ!〜スタバ旅(第54回)島根・出雲大社店
そのこだわりをもう少し掘り下げましょう。
堺スタバを象徴する二つのキーワードは「切妻屋根」と「枯山水」なんですよ。
もう一度、屋根に注目してみてください。
このスタバの屋根は「切妻屋根」と呼ばれているタイプの屋根です。
「切妻屋根」?
Wikipediaによると「切妻屋根」とは以下のような特徴をもつそうです。
屋根の最頂部の棟から地上に向かい、2つの傾斜面が本を伏せたような山形の形状をした屋根である。建築物の平面形状が四角形の場合、切妻屋根を用いると2面だけで屋根が構成されるため、ローコストで雨漏りの心配が少ない屋根形状といえる。
先の出雲大社スタバと比べると、堺スタバのほうが屋根の面積が大きいですね。そして、その切妻屋根の影響は内装にまで及びます。
店内の天井も屋根の形状と同じく三角形なんですよ。
このスタバのこだわりは屋根だけではありません。
ぼくが一番ひそかにビックリしたのは、店舗の裏にあるドライブスルーの敷地です。そう、このスタバはドライブスルーも出来るのですが、そこにはなんと「枯山水」の庭があるのです。目立たない裏側にですよ!秘かすぎる。
このスタバに来た方はぜひ裏側も見て下さいね。
このスタバはハード面の素晴らしさを強調しがちですが、ソフト面つまり店員さんのおもてなしも素晴らしいんですよ。
まずは店内のチョークボードに注目。
じつは、このスタバのレシートを持参すると隣の「さかい利晶の杜」の観覧料が2割引になるんですよ。300円が240円に。そもそも安いのがさらに安くなります。
ぼくの一つの後悔はこの「さかい利晶の杜」に行かなかったことです。
次回はぜひ訪れたい。
そして、堺スタバの店員さんにスリーブにメッセージを書いてもらいました。
そして、堺フェニックス通り利晶の杜店スタバの店員さんに書いてもらったメッセージ。
これから店員メッセージをシリーズ化していこうかな? pic.twitter.com/1otPytjVE2— kentasakako (@kentasakako) 2016年7月13日
いろいろとお話してくれて強烈なホスピタリティを感じました。
おすすめのスタバは奈良駅に新しくできたスタバだとのこと。
今度行ってみたいと思います。店員さん、ありがとうございました!
まとめの一言:堺スタバが14店舗目のコンセプトストアになる日は近い?
参考:制覇!これがスタバのコンセプトストア・ベスト13だ!第一位はあのスタバ。
営業時間 | 07:00~24:00 |
定休日 | 不定休 |
アクセス | 堺駅/南口出口(南海本線) 徒歩9分 堺駅/南口4出口(南海本線) 徒歩10分 堺駅/南口3出口(南海本線) 徒歩11分 |
URL | 堺フェニックス通り利晶の杜店 |
住所 | 590-0958 大阪府 堺市堺区 宿院町西2丁1-41 |
電話番号 | 072-282-7680 |