最近、スタバ界隈で頻繁に聞かれるのが「コールドブリュー」という単語です。
スターバックスでは、2017年5月24日に新作として「コールドブリュークリームフロート」が登場しました。風味は2つから選べます。「バレンシア」と「ヘーゼルナッツ」。ぼくは「バレンシア」をオーダーしてみました。値段は420円(税抜き)。
「コールドブリューってなんだろう?」と素人まるだしの疑問をひっさげながら、雨で気温が低い中、ホームスタバへとやってきました。「よりによって、こんな寒い日に飲みたくないな」と思っていたのですが、いい意味で裏切られましたね。
これはヒット商品の予感!
まずは、パートナーさんに率直にたずねてみました。
「そもそもコールドブリューは普通のアイスコーヒーとどう違うのですか?」
なんとなく「水出しコーヒー」だということは知っていたのですが、単なる水出しではないようです。
パートナーさんは小冊子を広げて丁寧に説明してくれました。
「普通のアイスコーヒーは熱湯で抽出したものを急冷しますが、このコールドブリューというのは、熱湯ではなく水を使って熱を加えずに14時間かけてゆっくり抽出します。そのため、アイスコーヒー独特の酸味があまりなく飲みやすいのですよ。」
さらにぼくは「氷は入っていますか?」という愚問を投げかけました。寒い日にあまり身体を冷やしたくなかったからです。ええ、もちろん氷は入っていますね。
そういえば、先日銀座シックスのスタバで飲んだ「ナイトロ」は氷が入っていなかったのに、十分冷たかったですね。
参考:銀座の新名物!ギンザシックスのスタバ限定「ナイトロコールドブリューコーヒー」を飲んでみた!〜スタバ旅(第176回)銀座蔦屋書店
さて、実際に飲んでみましょう。
フタをとってみると、コールドブリューのコーヒーの上にクリームフォームが乗っています。クリームフォームとは、ホイップクリームにミルクを混ぜ合わせたものです。ぼくはスプーンですくって食べました。普通のコーヒーフロートのクリームよりもなめらかな食感でしたね。ざらめ砂糖(?)のような「コーヒーハイシュガー」も合わさっておりますので、甘みもあります。
コールドブリューを飲んでみた感想なのですが、一言でいうと飲みやすいです。口あたりがいいですね。まろやかで、酸味や苦味もほとんどありません。また、「バレンシア」にはバレンシアオレンジの柑橘系シロップが含まれていますので、フルーティな甘みも感じられます。
苦味のあるアイスコーヒーが苦手だという方にとっては、この新商品は朗報です。このコールドブリューはぜひ試してもらいたいです。
過言ですが、もはやコーヒーではありません。過言ですが。
面白いのはここからです。
このコールドブリュークリームフロートをよく観察してみると、クリームフォームがじょじょにコーヒーに溶けていくのです。
そして、15分も経たないうちに、完全に溶けてしまいます。
ここまでくると、もうアイスカフェラテです。コーヒーフロートとカフェラテを二重に楽しめるというドリンクですね。
ぼくは雨の寒い日に飲んだのですが、夏になると新定番になりそうな商品。
ただし、8月31日までの期間限定のようなので、暑い夏日にすっきりしたいときにおすすめ。今度は気持ちのいい天気の日にテラス席で堪能しますね!
あ、あとこのコーヒーはワンモアコーヒーレシートが使えないのでご注意を。
108円でおかわりできたら文句ないんですけどね。
参考:「スタバではグランデを買うな!」ワンモアコーヒーレシートが魔法すぎる3つの理由