今回は東京の恵比寿にスタバ旅しにきました。
恵比寿には何度かスタバ旅したことがあるのですが、じつは恵比寿のスタバには失望していたのですよ。

参考：恵比寿がスターバックスに恵まれていない件〜スタバ旅（第107回）東京・恵比寿ガーデンプレイス店

恵比寿駅近辺では3店舗ほどのスターバックスを巡りましたが、それがあまり特徴のないスターバックスでした。そのため「恵比寿はスタバに恵まれていない」と評してしまったわけです。

しかし、今日それが覆されることになるとは……。
今回のスタバはこちらです！

●東京・恵比寿ユニオンビル店

あの山下良平さんのサイレン名画が恵比寿スタバで見られる！

じつはこのスタバを訪れたのには理由があります。
このスタバは外観こそ普通の店舗なのですが、入口を入るとすぐにアートに圧倒されることになります。

え！なにこれ！

ぼくはパートナーさんに写真許可をとり、しばらくシャッターチャンスを待ちました。よく見えるポジションに移動してしばらく眺めていると、サイレンと海のコントラストや躍動感が素晴らしいですね。色彩も豊かです。
どこかで見たことあるような……。

パートナーさんに聞いてみると、イラストレーターであるRyohei（山下良平）さんの描いた絵だということです。え、Ryoheiさん？

ホントだ！あの山下良平さんが描いたアートだったのです。

大阪の駅ビルであるエキマルシェ大阪店スタバにも度肝を抜かれた名画がありましたが、それもRyoheiさんが手がけた作品でしたね。

参考：必見！大阪駅すぐのスタバでは「名画」を鑑賞しよう。〜スタバ旅（第172回）エキマルシェ大阪店

まさか東京でも山下良平さんのサイレン画を見ることができるようになったとは！壁いっぱいにサイレンと海の波しぶきが描かれている様は迫力満点。

これはスタバファン、必見ですよ。
これだけ迫力のあるアートなのに、結構みんな普通に座っているんですよね。
東京の人、慣れすぎていて逆にすごい。

聞くところによると、前日にRyoheiさんがこの恵比寿ユニオンビルスタバにいらっしゃったらしいです。一度お会いしてみたかったですね。

山下良平さんのサイト：illustmaster.com

壁画アートだけではない。落ち着いた空間を楽しめる！

入口を入って右手に大きなアートがあり、通路側に一人席が並んでいます。
奥には余裕のあるスペースが広がっています。中央には8人掛けの中テーブルがあり、その周りには一人がけのソファ席と2人がけのテーブル席が四方を囲っています。

このスタバは、2017年6月に改装したばかり。改装したばかりだけあって、木のぬくもりが感じられて、全体的に落ち着いた雰囲気が味わえます。
客層もけっこうばらつきがあり、年齢層が高めのかたもいれば若い方もいますが、基本的に静かでしたね。

ぼくは平日の午前中に訪れたのですが、PCを広げて作業をしている方が多かったです。一人席が多めなので一人で来てのんびり過ごすにはもってこいですね。

また、ここのパートナーさんがとても感じがいいんですよ。はきはきしていて、気持ちのいい接客がうれしかったですね。少しパートナーさんとお話したのですが、「スタバ旅をしている」ことを伝えるととても感謝されました。

恵比寿ユニオンビルスタバはスタバファン憧憬の的

このスタバ、サイレン絵画だけではありません。
反対の壁には「Art Concept」なるものが飾られていて、この壁画の説明がされています。

恵比寿にこんなアートなスタバがあるとは。。 pic.twitter.com/XAqKZEDL7j

— ケンタ (@kentasakako) 2017年6月28日

このような説明がありました。

スターバックスのロゴは「サイレン」という人魚です。
美しい歌声で船を難破させてしまうほどの魅力をもっています。
恵比寿様は七福神の一員である一方、クジラの化身とも言われています。
同じクジラにまつわるサイレンと恵比寿様が２人でコーヒー産地を巡り、旅をする姿を表しています。
2人が運んでくれたコーヒー豆を恵比寿ユニオンビル店でお楽しみください。

もはやコンセプトストア並みの扱いではありませんか！
また、壁には黒い装飾品もありましたが、これが何なのかまでは突き止められず。よくみると魚の形をしているようにも見えるんですよ。アートですね。

恵比寿でスターバックスを探しているなら間違いなくここ一択でしょう。
サイレンの名画、パートナーさんの対応、落ち着いた雰囲気。
訪れる価値があるスターバックスがまた一つ東京に出現しましたね。

スタバ（恵比寿ユニオンビル店）の情報