(前回までのいきさつ)
生まれて初めて筑波大学を訪れた僕はその広大さに驚愕。
そして、タイムリミットのため筑波大学附属病院のスタバを急いで出ることにしました。そこで、僕は急いで帰路へと着こうとしますが……
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こんにちは。ケンタ(@kentasakako)です。
今回が「スタバ旅・つくば編」の最終回です。
そして、つくば編の最終回にして、僕はスタバの本当の恐ろしさを思い知ったのでした。
さて、17時という門限がある僕はとにかく「病院スタバ」を出てダッシュでつくば駅へと向かったのでした。時計を見ると15時30分。そして、電車の発車時刻を確認すると15時55分に秋葉原行きの快速電車があるのです。
25分の待ち時間……。
この微妙な待ち時間をどう過ごすかと思慮していると否が応でも目に入るのはやはりここなのです。
そう!駅前構内のスタバ!!
このストアの見た目はまるで「ビニールハウス」のようなので、このようなストアをぼくは「ビニールハウススタバ」と呼んでいます。
ということで、今回のストアはこちらです!
ぼくの待ち時間は25分間。
微妙です。
もう一度外に出るには時間が足りないし、かといってボーと立って待っているのには長過ぎる。
そこで、ここのスタバなのです。
そういう意味で、このストアは素晴らしい立地に存在しています。駅の改札を出てすぐ目の前なのです。そして、駅の構内なので、気温はそれほど寒くもなく暑くもなくちょうどいいのです。さらに、恒例の緑のブランケットまで置いてあるのです。
もし、このストアのロケーションを「つくばエキスプレス」の快速の間隔に合わせた戦略を練っているのであれば……スタバのマーケティング能力は突出していますね。
そして、もう一つ。
このストアで「スタバに金が落ちる理由」を発見しました。
それは、今まで僕が見ている中で最も基本的な「お金の落とし方」なのでした。
この「ビニールハウススタバ」には、出張中のサラリーマンが多くいました。そして、僕は見てはいけないもの……いや逆に、見なければいけないものを見てしまいました。
サラリーマンがみんな、すべからく領収書を切っていたのです。
まじか?
僕はあぜんとしました。
当然のことながら、僕にはこの「スタバ旅」でコーヒー代を経費で使うことはありませんでした。なぜなら、税務で否認される確率が高いからです。
しかし、サラリーマンは違うのです。彼らは、出張経費としてコーヒーを会社の金で飲めるのです。好きなモノを好きなだけ。
ほとんどの日本企業というのは、営業部門がかなりの幅を利かせています。だから、このように待ち時間などで「コーヒーを飲みながら打ち合わせ」という名目で経費請求できる企業も多いでしょう。
彼らは会社のお金でコーヒーを飲んでいるのです。
そして、もちろんスタバ側もこの事実を把握しています。だからこそ、このロケーションに出店するのです。その事実は、お金の落としどころを熟知していることを暗に示しています。
それはともかくサラリーマンは交通費も会社持ちです。
ぼくの「スタバ旅」は自腹ですよ、もちろん。
いいな、サラリーマンは!
会社の金でスタバコーヒーを飲めて!
これは単なるサラリーマンへの妬みではありません。
一つの宣戦布告なのです。
「今はまだ『ど底辺サラリーマン』だけど、今にみてろよ……」
さて、このストアのフォーメーションマップを見てみましょう。
冒頭にも述べたように、このストアは「電車の待ち時間」に活用するべきストアです。その証拠に、このストアのメイン顧客は電車待ちの学生かサラリーマンです。
しかし、このストアは電源(コンセント)がありません。それもマーケティング上必要ないと判断されたのでしょう。スタバの勝ちです。だって、ほとんどのお客さんが電車の待ち時間という短時間にこのストアを利用するのですから。
「さて、もうすぐ電車の発車時間だ。」
僕が腰を上げた瞬間、他のお客さんも一斉に立ち上がりました。
そう。
乗る電車はみんな同じだったのです……。
僕は変な連帯感を胸に、「つくば駅」を後にしたのでした。
営業時間 | 月~金: 07:00~21:00 土日祝: 08:00~20:00 |
定休日 | 不定休 |
アクセス | つくば駅A2出口(つくばエクスプレス) 徒歩2分 メモ:・つくばエクスプレス線つくば駅 改札前 |
URL | つくば駅店 |
住所 | 305-0031 茨城県 つくば市 吾妻2-128 |
電話番号 | 029-868-3980 |